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葬式に参加して来た。

少し歳は離れていたせいもありあんまり交流は無かったんだけど、
いとこだったから、まだまだ若い。
享年31。

普段の俺の思考回路だったら、葬式とかそういうことに関わらず、
まあなんとなく行くの面倒だな、とか思っちゃうんだけど、
すごく身近にいた、残された人、例えば両親とか、の慰め程度にでもなるなら、と思い行ってきた。
故人のために、ってのもあるのかもしれないけど、
やっぱり僕が直接アクセスできるのは同じ世界に生きている彼らなわけで。
誰かのために、っていうような気持ちで起こす行動は、なかなかにして折れにくそうだ、と思った。なんとなく。

その親族に子どもがいて。
4歳と3ヶ月、だったかな?
その二人を見てると、ああ、こうやって世代は取って代わっていくんだなぁ・・・
という感慨がまあ特別に起りはしなかったわけだが、なんかニコニコ微笑ましく見てただけだけど、
でも社会的には「これから」の人間である僕らだけど身体的には「これまで」の人間の準備がしっかり完了している気がした。
見守ってる、っていうのはそういう表れかな、と。未来を守る、っていうような。

まあ、多くの人間がそうであるように僕もホントに近視で、
その場にいる子どもには何か助けて教えてもあげたくなるけど、
姿の見えない子供たちのためには今朝もコンビニで必要ないビニール袋もらっちゃったり。
良くないね。
守るもなにもねーじゃん、せめて維持してくれよ、って、
僕らでさえ思うんだから、もっと先に生きる人々はその思いはより切実だろう。
こんなに頭が悪いのは、人間の頭の出来が現代の進歩についていけてないからだろうか。
僕も含めてあまりにも想像力が貧困で、何もわかっていない人間が多すぎる気がする。
関連が見えているような知ったかぶった知識をひけらかして、その実なんも分かってないから何もしない。


本屋に行くと自分の寿命を感じるときがある。
ああ、人の人生はなんでこんなに短いんだろう、って。
知りたい事や読みたい本なんて、ホント数え切れないほどあるわけ。
全部知りたい!っていう僕の欲望にたいして理性は
「そんなの無理に決まってるだろjk。選択を放棄してないでなにか早く決めろ。」
とか言ってくるわけ。
でもそれを選んだらそこでもう、終わりまでの道が見えてしまう気がして(そんなことがないのも頭では分かるんだが)、
つい、欲望に忠実でありたい、あれたらなぁ、なんて考えてしまう。
きっと、俺が学びたい知識を全部持っているような人間が、
今後地球に生きていく上でスタンダードな人間になるべきなんだろうな、なんてことも思う。

あの子供たちも、頭がよくて、思いやりという想像力もたくさん備えた、そんな『大人』になってくれたらいいなぁ。
そう、思いました。
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