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GIGAZINEより


ロシアのテクノ・コンサートであるAkvamarinフェスティバルにて、7月6日に30人超の観客が目にレーザー光線を浴びて傷を負い、失明する恐れがあるとのこと。既に数人は視力を80%失っており、医者によると、回復することはできないそうです。

また、現場にいたほかの観客によると、持っていたカメラやビデオカメラも破損しているとのこと。かなり強力なレーザー光線だったようです。



恐いですね。ライブやクラブによく行くような人はこの事件が身に迫って感じられるでしょう。
安物の機器を知識の乏しい人が運用するとこのような悲劇が生まれる、ということですが、
小さい会社などではそういうことがあるのも事実。だそうで・・・

日本では大丈夫!などとちょっと強がって自分を安心させたいような気持ちもありますが、
勿論確率は低いでしょう、が、全く起こらないとは言えないわけで、
いつ起こってもおかしくはない。
しかし日常生活を営む上ではそこは目をつむって考えないようにして、
規模の面では瑣末でももっと身近な問題、に直面し続けなければならない。

チェルノブイリで原発事故が起こった時も、
『日本では絶対に起こらないから大丈夫。』という意見と、
『東海村でもし同規模の事故が起こったら、東京は確実に死の都市と化す。どうしてそんなものを野放しにしておくのか。』という意見で、
専門家間でも立場が異なるものがあったようです。
幾つかの意見があるのは多くの場合普通だし、正常でしょう。

確かに日本では壊滅的な事故の起きる可能性は低いのかもしれない。
否定的な意見を持つ専門家も、なんだかんだで東京に住み続けている場合も多いでしょう。
しかしながら、チェルノブイリの100万分の1だとしても、起こらないわけではない。
一度起これば、それでオシマイなわけです。

ちょっと考えてみると、現代社会というのは平穏な日常の裏に、低い確率ながらいくつもの大きな事故の可能性というものが重なって存在していて、
そしてアルキメデスの公理、ではありませんが、小さな確率でもそれがいくつもいくつも積み重なれば、
そのどれか一つが起こる確率、ってのはものすごく大きな値にもなりうる。


常にどこかにつきまとっている「死」は、技術で見た目だけ覆い隠したとしても、いつの時代でもそこにいるのだろうな。
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