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[ベルリン 1日 ロイター] ドイツの警察が1日、無職の男性(56)が道端で現金1万6000ユーロ(約240万円)や金製の宝飾品が入った包みを見つけ、当局に届け出たことを発表した。

 警察のスポークスマンによると、この男性には体が不自由な息子がおり、家計は国から支給される月額600ユーロの失業手当でまかなっていた。東部Thuringia州Ermstedtの道路をサイクリングしていたところ、大きな茶封筒を見つけたという。

 地元紙ビルトによると、男性の名はトーマス・リートケさん。リートケさんは、届け出の経緯について「(拾った)現金などは天から自分への贈り物のようなものだったかもしれないし、暖房代にも役立てることができただろう。だが私の良心が自制した」などと同紙に明かした。

  警察によると、封筒の中身の持ち主はまだ不明。
REUTERS ロイター


だそうです。
まあ確かに「奪って当然だったのに(届けた)」みたいな書かれかたはどうかとは思いますが。
グリーンランドでこういう事件もありましたし罠の可能性もあるわけで(笑)。
というかこの件は悪いのは明らかに銀行でこの人は良心的なのに・・・
まあそれは置いておいて。

今回のこの件は、なんというか、素晴らしい行いだとは思いますが、やはり秀逸なのはコメント。

「(拾った)現金などは天から自分への贈り物のようなものだったかもしれないし、暖房代にも役立てることができただろう。だが私の良心が自制した

・・・か、かっこええ~!!!(笑)
訳文ではありますし、前後の文や状況がどうだったかはわかりませんが、
が、しかし、こういう一言をすらりと言える誇り高さってのは良いですね。

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